Google Domains に移管

January 27, 2019 3 min read

ドメインを Google Domains に移管した話。

Google Domains とは

名前から察しが付くと思うが、 Google が始めたドメインサービス。公式サイトによるとまだ Beta 版らしいが、ちゃっかりドメインの新規取得や DNS レコード設定などの基本的な設定が備わっている。

自分が Google Domains に移管しようと思った理由は以下の 3 つである。

  • Whois 非公開設定が無料
  • メール転送設定が無料
  • 料金がわかりやすい

順番に説明していく。

Whois 非公開設定

そもそも Whois 情報とは、そのドメインの所有者が問題発生時の連絡手段の確保や、権利関係を証明するために登録することが義務付けられている情報である。個人でポートフォリオやブログなどを書いている人にとっては、その必要性よりも、個人情報公開のリスクのほうが高くなりがちなため、レジストラ(レジストリ)に Whois 情報公開を代行してもらうことが多い。

しかし、一般のレジストラでは有料オプションだったり、そもそも対応していない場合もあるが、 Google Domains ではこの設定が無料で使える。

メール転送設定

Google Domains では、所有しているドメイン宛のメールを最大 100 個のルールによって転送してくれる設定が無料である。

このサイトのドメイン宛はすべて Gmail に転送している。

Gmail サービスを無料で提供している Google にとってこれくらいは朝飯前かもしれないが、これも他のレジストラでは見れないサービスであり、某レジストラでは 月額 980 円 (税込) で提供しているところもあったりする・・・

料金が明瞭

昔ながらのサイトにありがちなことだが、料金体系が不明瞭で、いつの間にか月額料金が増えてたりしないだろうか。(ex. 携帯とか...)

しかし、 Google Domains では 料金ページ に全て書かれているだけではなく、いわゆる管理画面(マイページ)で

image

のようにはっきりと料金が見れる。( .com ドメインは年額 1400 円(税抜) )

蛇足

他にも G Suite という独自のドメインをメールアドレスとして登録し、 Google の諸サービスを利用できるサービスもあるらしい... 1 アカウントあたり月額 500 円...

@gmail.com 以外で Google で使えるメールアドレスが欲しいときは考えられたし。


Written by Shun Nishimura.

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